全国臨時教職員問題学習交流集会プレ企画
臨時教職員制度の改善を求める第19回東日本ブロック集会
オープニングはどこかで聞いたことのあるような、こんな詩の朗読から始まりました。
雨ニモマケズ・リンニンコウシ
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
正義を押し売るような欲は無く
決して怒らず
いつも静かに笑っている
教諭と同じ仕事を担い
研修らしき研修もなく
あらゆることを
よく見聞きしわかり
そして忘れず
数割引きの給料で
元値以上の仕事をし
将来の保証など
自分を勘定に入れずに
悩みながら迷いながら
毎日子どもと向き合っている
1Rもしくは1Kくらいの
いつでも越せる小さな部屋に住み
東に産休の先生あれば
行って代わりとなって安心させ
西に疲れた先生あれば
行ってその荷の束を負い休ませ
南に不安に押しつぶされる先生あれば
行って私も不安ですと慰め
北にけんかや衝突があれば
行って別の空気を部屋に入れる
試験の夏には涙を流し
人事の春にはおろおろ歩き
もの知らぬ人にでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず、苦にもされず
それでも
教諭になれていない人、ではなく
臨時的任用講師です、と胸を張る
そういう者で
私はありたい